Captura
Captura社の技術は、再生可能エネルギーを利用した大規模なダイレクト・オーシャン・キャプチャ(DOC)技術と呼ばれ、添加物や副産物を使用せずに海水から二酸化炭素を取り除き脱炭素化社会の実現に貢献します。
“Capturaは、主要な投資家チームの一員として日本航空を迎え入れることを嬉しく思います。このコラボレーションは、航空のような脱炭素化が困難なセクター向けの脱炭素化の推進における相互のコミットメントを強調しています。Capturaのダイレクト・オーシャン・キャプチャ(DOC)技術は、海から直接CO2を除去し、海が大気中のCO2を自然に除去する機能を増強します。これにより除去したCO2は持続可能な航空燃料(SAF)製造に利用できたり、永久的な二酸化炭素の除去を実現可能となります。日本航空がCapturaに投資することにより、航空業界における持続可能な脱炭素化の進展に積極的に貢献しています。”
CEO
スティーブ・オールダム
“大気中から直接CO2回収を行うDAC技術には2022年冬頃から着目していましたが、2023年秋にマサチューセッツ工科大学が主催する脱炭素系カンファレンスでダイレクト・オーシャン・キャプチャ(DOC)を初めて知った時はその可能性に衝撃を受けました。地球規模で取り組む脱炭素の課題に、Captura社のような可能性に満ち溢れているパートナーと共に挑戦できることを光栄に思います。Captura社とは、短中期的にはカーボンクレジット等の検討を、そして将来的には回収したCO2を持続可能な航空燃料(SAF)の製造等に活かす新規事業にも挑戦していきたいと考えています。”
戦略投資
松崎 志朗